大学院工学専攻 機械工学コースの修士論文発表会が2/13~15に、工学部 機械工学科の卒業論文発表会が2/17に開催されました。
発表会場には教員と発表者だけの入場制限がありましたが、リモート視聴もできるようにオンライン配信もありました。
修士論文は、大学院修士課程の学生が2年間で取り組んだ研究成果をまとめた論文です。
青柳研からは2名の修士学生が発表しました。
修論発表会は専門家が集まる学会発表と違って、機械工学コースの教員をメインに研究発表するので、様々な分野の教員に自分の研究の価値を伝える必要があります。なので、研究方法や結果をただ述べるだけでなく、研究背景や研究目的から丁寧に説明する必要があります。
15分間で研究背景、研究目的、研究方法、研究結果と考察を発表した後、公聴した教員から10分の質疑応答がありました。
質疑応答では様々な視点からの質問があります。質問に応じてスライド表示しながら説明したり、自分の考えを即座にかつ端的に答える必要があります。
一方の卒業論文は、学部学生が1年間で取り組んだ研究成果をまとめた論文です。
青柳研からは4名の学部学生が発表しました。
卒論発表は2教室並行で開催して、7分間の発表と、3分間の質疑応答でした。
発表時間は修士論文の発表よりは短いので、同じように研究背景や目的を丁寧に説明したり、研究成果の考察をしていくとあっという間に時間を使ってしまいます。
修士も学部の発表も、事前にプレゼン用のスライドの相互チェックや、発表練習を繰り返しました。
発表者自身や研究室メンバーは分かっても、研究内容を知らない人が見聞きしたらよく分からないって場合があります。あと作ったグラフが見にくいとか。スライド作ったり、発表練習してみて気づくことも多いですからね。
あと、時間内に発表が終わるように話す分量を調節するのも練習です。
上の写真のとおり、修論卒論の発表時の青柳研の方針は、本番は発表原稿は読まない、指し棒使用を推奨、です。
原稿を読みながらだと、基本ずっと下向きっぱなしだったり、声がこもってしまったりで雰囲気出ないですし、1年とか2年かけて取り組んだ内容なので覚えるのも難しくないと思ってます。
またレーザポインタやパソコン上のカーソルで指示すると結構ポインタをクルクル動かしちゃうので、見てる側が疲れます。
なので、古いスタイルかもしれませんが、修論卒論のときくらいは、こんなプレゼンの仕方でもいいかなと思います。
今年も青柳研究室の発表はどれも大変上手くできたと思います。お疲れ様でした!
修論発表と卒論発表では、教室ごとに教員が発表スキルの採点をして、教室ごとに2名ずつ優秀発表者を決めます。(修論1教室だから2名、卒論2教室だから各2名)
今年度は卒論発表で青柳研究室の学生2名が優秀発表者に選ばれました!
青柳研の学生が選ばれたのは初めてで、しかも上位2名独占の快挙です。
おめでとうございます!