2024年6月23日から28日に、世界各国の電気推進ロケット研究者が研究成果を発表する学会(学術会議)、38th International Electric Propulsion Conference (IEPC) が開催されたので、参加、発表してきました。
今回の開催地はフランスのトゥールーズでした。


このIEPCは、青柳研究室で研究しているパルスプラズマスラスタを含む、電気エネルギを推進力に変換するロケットに関する研究発表の場です。
会場のCentre de Congrès Pierre Baudisです。発表の会場以外にも、企業ブースが集まるスペースもあって、どこも活況でした。

ポスターセッションで、青柳研の学生1名が研究発表しました!

Improvement of 2.3J of Coaxial Pulsed Plasma Thruster
Watanabe Rin, Aoyagi Junichiro, Nagashima Satoshi, and Otsuki Takayoshi (University of Yamanashi)
ロケットを動かすための放電エネルギを2.3 Jにしたときの、同軸型パルスプラズマスラスタというロケットの設計を工夫して、性能が向上しました、という発表でした。
ポスターセッションとは、A0サイズ程度の用紙に研究成果を整理して書いて、それを指定された時間帯に会場の指定の場所に貼って来場者に自由に見てもらう発表形式です。発表者は自分のポスターの前に立って、見に来てくれた来場者と自由に会話しながら、ポスターの内容を紹介したり、質問に答えたりします。
今回発表した学生も、多くの来場者と活発な議論をしていて、有意義な時間だったかと思います。
学会内のプログラムの一環で、トゥールーズからバスで1時間程度のカルカッソンヌの要塞都市ツアーがあったので行ってきました。二重の城壁の中に街があって、面白い所でした。

学会最終日に、青柳の口頭発表がありました。

Series Development of Coaxial Pulsed Plasma Thruster from 1 J to 8 J
Aoyagi Junichiro, Yamada Masayuki, Tezuka Taiyo, Watanabe Rin, Otsuki Takayoshi, and Takeya Shinji
放電エネルギを1 J, 4 J, 8 Jと変えたときに、ロケットの形状をどう変えるのがいいか、というのを実験を通じて検証した、という発表でした。
自分の発表が最終日だったので、学会期間中はずっと緊張しっぱなしでした。
以上になります。